今日のコラム(話題)

日本海には、対馬海流という暖流が流入している影響で、比較的海水が暖かくなっています。

冬型の気圧配置になると、大陸からの冷たい風がこの暖かな海の上を吹いてきます。この風は朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によっていったん二分されます。

その後どうなるかというと…風下である日本海の上空で再び合流。風と風がぶつかることで、雲の発達しやすいラインが形成されるのです。

このラインのことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。